ふう。またつまらぬものを見てしまった。
なんてね。実はけっこう楽しんだんだ。津波に襲われ、大寒波で凍り付くニューヨークには背筋が寒くなった。
世界の終わりかというとんでもない状況のなかで、『仕事を放り投げ息子を助けに向かう父親と、その父親を信じて待つ息子』に焦点が当たってしまってせっかくのスケール感が生かされてなかった気がするけれども、実際のところあそこまでとんでもない状況になったら家族愛とかそういうミニマムな単位のことぐらいしかすることがない気がする。科学的にどうなのかとかまあそういう固いことはいいっこなし。
あ、でも寒波の中、図書館の外に出て南を目指すのか残って寒波をやりすごすべきかの選択のところなんかはもうちょっと盛り上がったら良かったなあ。結果的に生きるか死ぬか、『Cube』みたいな極限の状況での選択だったわけだけど、そこのところかなりあっさりだったのが残念。
ところでヒロイン役の女優さんをどこかで見たなあと思ったら、オペラ座の怪人のクリスティーヌ役もやってたんだね。かわいい。他にはどんな映画に出てるのかなと思ったら『実写版ドラゴンボール』のブルマ役だったところがなんともいえない感じだけれども。
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