柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

嬉しい×3

今日はとても、とてもうれしい一日だった。会計年度が終わるにあたって、100人からなる同じ部署の人たちが一堂に会してのオフ・サイト・ミーティングだったんだ。その中でいろいろ嬉しいことがあった。

まずは 今日のためにこの一ヶ月間企画してきたゲストによる講演。これが期待を遥かに上回るすばらしいものだった。スマートだけど薄っぺらいな言辞とは全く正反対。本物だけが語ることのできる本質的で深くかつシンプルな話。何がどうよかったか、何を自分自身でやっていこうと思ったかは別の機会にしておくとして、とにかく感じ入った。何人くらいの人が同じように感じたんだろう。ちょっと話をした10人くらいの人たちはとてもよかったと言ってくれてたのがまずはうれしい。感想を聞いてみることができなかった人たちが同じようによかったと思ってくれたらもっとうれしい。

次はこれまで一年間やってきたプロジェクトの仕事がBusiness部門でアウォードをもらったこと。やっぱり心血を注いだ仕事がこうやって評価されるのはとてもうれしい。それと同時にそういう機会を与えてくれた人やサポートしてくれた人たちに本当に感謝。直接の上司でプロジェクトの話からTreasuryの話まで陰日向でささえてくれたNさん。豊富な経験から事業部以外のファイナンスの仕事の面白さをダイレクトに伝えてくれて、一気に視野が広がった。サブチームリーダーでこちらも上司みたいなCharles。好き勝手にやらせてくれたおかげでその分本当に多くのものを得た。ちょっとよく言い過ぎかもしれないけど、Delegationー権限委譲のパワーというのはこういうところに出てくるんだろうな。そして、日本のチームのファイナンスのエリアをカバーしてくれたSくん。僕だけでは回せないところをどんどん回してくれたし、僕の間違いや見落としを指摘してくれて本当に助かった。仕事をしながらこいつ頭いいなあ、すげえなあと思える後輩がいるのはほんと幸せだ。ほかにも数多くのプロジェクトメンバーが助けてくれたし、それ以外の人たちもアドバイスやフィードバック、たくさんのサポートをくれた。ただただ感謝。

次が今日一番うれしかったこと。去年半年間やってきたリクルーティングチームがOrganization部門でアウォードをもらった。自分でも驚きの三部門のうち二部門でアウォードをもらうという快挙。半年前のことを振り返ってみると本当に山あり谷ありだったけど、チームのみんなでがんばって出した成果に対してこうやって応えてもらえることはシンプルにうれしい。二年目のリクルーティングリーダー。今まで7、8年近く続いてきたプロセスやチーム編成を大きく変えたこともあって、いろいろな軋轢もあったしチームメンバーには負荷をかけたし、問題も山のようにあったけど、そんな中でひとりひとりのメンバーががんばり続けてくれた。その結果、はるかに少ないリソースですばらしい人たちを採用できたと思う。個人的にも春先の最も忙しい時期にリクルーティングがなかったのは本当に楽だったし、そのぶんプロジェクトやTreasuryの仕事に集中できた。もしそれをほかの人たちも感じてくれたのだとしたら、それはチーム全員の成し遂げた結果だし、誇りに思っていいことなのかなと思う。何よりチームメンバー一人一人がこれを誇りに思ってくれたらそれほど嬉しいことはない。チームのメンバーとどう信頼関係を築き、一人一人の力を最大限に生かせるのかという自分のコーチ・上司としての課題もあらわになったし、そういう意味でもやったかいがあった。

本当に一年間がんばった。まだプロジェクトはcloseしたわけじゃないからもっとがんばらなきゃいけないけれどね。そしてこの一年間いろんな状況をけんかとかもしながらだけど支えてくれた彼女に本当に感謝。