柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

マニラ最終出社日

午前中はずっと引き継ぎ。一週間引き継ぎをして来て、最後に組織のことについてかなり話をした。いろいろチャレンジがあるけれども、彼ならきっとそれをどうにかしてくれるに違いない。新しい上司の元でみんながどうなっていくのか、とても楽しみだ。午後は決算関係の会議に二つ参加。会計部門で働いて二年。一番最初にこの会議に出た時には正直なにをみんなが話しているのかさっぱりわからなかったのだけれども、今では自分がしっかり理解して話をしている。たくさんのことを学んだ二年間。
その会議を終えて、チームミーティングへと別の会議室へ。最後のお別れのパーティ。みんなでピザを食べながらいろいろな思い出話に花を咲かせ、チームのみんなやかつてチームのメンバーだった人たち30人あまりがぼくの門出を祝ってくれた。感慨深い。ちょっと涙腺が緩みかけたけれど、ちょうどいいタイミングでGinger*1が冗談を言う物だから泣かずにすんだ。みんなに記念のペンを贈り、そのあと上司と1-1。これまでかなり上司に恵まれて来たと思うけれども、今回の上司もとても良い上司だった。多少残る仕事もあるけれど、固い握手でお別れ。
さらに二人の部下と1-1を。ひとりの部下とはどうしても価値観が合わなかったことを確認する結果に終わったけれど、もうひとりのずっと年上の部下からも色々なことを学んだな。その彼女が率いるチームはチームの満足度や仕事の質がぐんぐん上がって来ている。これから先どこまでいけるのか、ぼくがそれを直接見れないのは残念だけれどもまたどこかでそういうことも聞けるだろう。
夜の8時からこちらでずっとお世話になって来た美容師さんに最後に夫婦で髪を切ってもらい、ふたりでアウトバックで夕食。夕食後はふたたびオフィスに戻って荷物をまとめた。優秀だけれどもぼくの部下と全くそりが合わない(そしてぼくとはそりがあう)子がひとり残っていたので、彼女とも1-1。片付けながら、彼女のグチに付き合い、突き放し、しかり、最後には僕の言いたいこともわかってくれたみたいだ。彼女のこの先のキャリアが実り多い物になれば良い。
新しい仕事はとても楽しみだけれども、この人たちとはもっと働いてみたかった。ここで縁が切れるのではなく、この縁を大事にしてこれからも繋がっていたい。

*1:というのはMさんのニックネームだ