一足遅れて彼女も日本から帰って来た。夜10時前にオフィスを出て、車で迎えに行く。彼女にはドライバーのRodelだけで迎えに行くよと伝えてあったのだけれども、仕事が思ったより長引いたのでオフィスから空港へ行ったんだ。
空港に行ってピックアップゾーンで数分停車。と、5分しないうちに警備員がやって来てこれ以上ここにはいちゃダメだ、あっちに行けと追い出される。で、どうやったらまたそこに戻って来れるのかなーと思ったらなんとも大回り。2−3km以上走らないとUターンするスポットがないんだって。そして空港まで後0.5kmというところで車を道ばたに停めて待つ。ここは駐車料金がかからないから出迎えドライバーの間でよく知られたスポットらしい。ここに停めてるから『今着いたよー』とSMSを送っても来るのにちょっと時間がかかるわけだ。5分の時間制限もあるし、入国後荷物をピックアップしてから連絡するのが一番確実なわけだ。なるほどなるほど。例外はクリスマスとかの混雑期。この時はいつテキストを送るかある意味賭だ。遅ければ渋滞でちっとも来ないだろうし、連絡が早過ぎても待ち時間制限に引っかかって全て最初からやり直し。インフラのしょぼいフィリピンならではのささやかな賭であります。
予定より飛行機が遅れたのでRodelといろんな世間話。彼女には今日迎えに行くって行ってないんだーなんていったら『Mom will be surprised!』とかってこれまた嬉しそうにRodelも言ってくれるのだ。なんとキュートなおじさま。結局彼女にはひょんなことからぼくがいることがばれて驚きの再会とはいきませんでしたが。