柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

On the ground

来週・再来週の三か国行脚を前に準備に追われた。今日は日本が祝日だから日本から電話がかかって来たりメールが来たりしないのは助かる。昼休みを利用して銀行に行き、給与を海外送金。前回はふたり分の処理に1時間もかかったのだけれども、今日の男性行員はぱっぱぱっぱと15分で全ての処理終了。効率のいい人もいるもんだ。
帰宅後夜10時からmangoくん宅にお茶をしに行って来た。mangoくんは留守だけれども、日本から同じ会社で働く人がmangoくん宅を訪れているのだ。眠かったから30分くらいで切り上げようかと思っていたのだけれど、気付けば12時半を回る盛り上がりっぷり。こないだキックオフミーティングがあってどうもきな臭いなと思っていたプロジェクト。そのプロジェクトにその人も別の分野で既にかなり深く関わっているのだけれど、ぼくの全く知らなかった話が出てくる出てくる。きな臭いどころではない、背筋が寒くなるヤバさを感じる。上の多くは簡単だと思っているようだけれど、これはものすごく難しいプロジェクトになりそうだ。プロジェクトのステータス一覧表には青信号がずらっと並んでいるけれど、中身は真っ赤だね。身震い。
しかしお茶をしにいってよかった。こちらで働いているとどうしても現場で何が起こっているのかわかりにくいのだけれど、こういうふうにしてそれが伝わってくるというのは本当に助かる。プロセスにもとても詳しいし、口だけマネージャとはひと味もふた味も違う感じ。変な話だけれど、"Big picture"を見ているとうそぶくマネージャ連中よりよっぽど全体像が見えてたりして。実際のところは全体像が見えずに場当たり的にやっているマネージャの盲点が現場にいると切実な問題として降り掛かって来て、その結果埋めなければ行けない穴を見ることで全体像が浮かび上がってくるということなのかもしれないけどさ。なにはともあれやっぱり現場に近いというのは頼りになるね。さて、対処策を考えねば。