日曜日朝。十時の集合時間の前に、ホテルから少し足を伸ばして回坊へ。回坊の回は、回教の回。つまり、イスラム地区である。初日の夜中に少し歩いたけれど、明るい中で写真をとりたいなと思っていたら、Skyが案内してくれるというので、お願いした。
まずは腹ごしらえ。バンズの間に挟まったのは煮込まれた羊肉。肉はほろほろになるまで煮込まれていて、大変美味。
回坊前に鎮座する、鼓楼。その名の通り、城壁の上の楼閣一階には太鼓が並んでいる。
鼓楼の裏には回坊が広がる。朝早くから、観光客で賑わっている。名物のビャンビャン麺を練る人。途中の看板の画数50画以上はありそうな不思議な漢字を『ビャン』と読む。
新疆ウイグルからやってきたのであろうドライフルーツを売るお店もたくさんある。途中で巨大なサヤエンドウのようなものを買って食べた。中身は意外にもとても甘い身のフルーツ。美味しい。多くの人たちはイスラム帽をかぶったり、頭巾をかぶっている。いつも見知った漢字文化と、イスラム文化が混ざり合った不思議でエキゾチックな街。
十時に少し間に合いそうになかったので、トライシクルに乗って再び回坊の出口まで。小一時間の散策だったけれど、とても楽しかった。