- 作者: 吉田修一
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金曜日。部下たちが一斉に出張で出払って、オフィスががらんとしていた。早く帰ろうと思っていたのだけれども、いろいろなところと電話で会議をしていたら気づけば7時半。ただしこのぐらいの時間に出ればそこまで道路は混み合っていない。
赤信号で止まっていたら、その隣をすごいスピードでバイクが駆け抜けていった。まだ信号は赤なのだけども、ソウルのバイクは信号を全く守らないのだ。危なくって仕方がない。近づかないにこしたことはないけれど、横断歩道を渡るときとかには特に注意が必要だ。
家に帰って『横道世之介』を読了。ちょうど1年前に映画を見てついでに原作も買ったのだけれど、そのままになっていた。映画のシーンが蘇る。悲しい話ではあるけれど、なんだか陽性。いままで出会ってそして別れてきた人々、どこかで元気にしてくれていればいい。街ですれ違う名前も知らない人それぞれに、それぞれの人生がある。当たり前だけどついつい忘れてしまいそうなこと。車を丁寧に運転するとか、街角であった人に丁寧に接するとか、そういうこととても大切だな。もちろん僕もまたそういう無名のひとりである。
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