柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

漢江サイクリングロード

土曜日。久しぶりに自転車に乗ろうと思い立ち、マウンテンバイクを整備して漢江サイクリングロードへ。韓国ではロードバイクブームらしくって、老いも若きも女も男もたくさんの人が自転車を走らせている。サイクリングロードは綺麗に整備されている。行きは向かい風が強くて難儀したけれど、帰りは逆に追い風でとても気持ちが良かった。周りはロードバイクばかりでどんどん追い抜かれていくけれど、マイペース、マイペース。川沿いからの光景は、普段より少し視点が低く街を見上げる角度になるのが面白いね。なんたって、空が広い。

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たくさん読んだ

古代日本的な世界を舞台にしたファンタジー。1988年の作品。ちょうどそのころ小学生だったぼくは、毎日2-3冊本を読んでいた。1冊は昼休みに。続きを放課後に図書室で。二宮金次郎のように本を読みながら家に帰って、そのあと自転車に乗って県立図書館に行ってまた別の本を読んだ。とにかく活字を追っていた。

空色勾玉もその時に出会った本。徳間書店から最初に出された時の表紙の絵は記憶にしっかり残っていたし、あの本を図書館で借りたことも覚えている。ところが内容の方は全く記憶にない。読んで忘れたのか、それとも途中で投げ出したのか。なんにせよ、その記憶だけが残っていて、ずいぶん前にKindle本のフェアをやっていた時に買っていたんだった。出版から四半世紀を超えている本だけれども、とても楽しく読んだ。


中国の歴史上の人物の話は面白いね。文体はかなり固め。地の文のところに自己啓発本的な言葉がちらほらあって、それをハイライトしているひとがたくさんいるのがKindleの『ポピュラーハイライト』なる機能によってわかるのもある意味面白い。それが宮城谷さんの現代的解釈によるものなのか、それとも人間の本質は古今東西変わらない、ということか。


かなり世代が違うので共有しているものが少なくわかりづらいことはあるけれども、スポーツに携わる人たちのいろいろな側面が浮き上がってきてとても面白い。

テレビをつけないと、たくさん本を読めるものだな。

見た

さよなら渓谷 [DVD]

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うーむ。昨日ちょうど読んだ『横道世之介』と同じ吉田修一さんの原作だけれども、これはヘビーな内容。ストックホルム症候群なんて言葉があるけれど、そういうこと?頭の中が???