柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

東京タワー with Midjourney

1月にChat-GPTを使い始めて以来有料バージョンにアップグレードして便利に使っているのだけれど、生成AIの勢いはすごいね。もう100以上の色々なサービスが出ているらしい。しばらくBingのimage creatorで遊んでいたのだけれども、週末なのでMidjourneyの使い方を調べて取り掛かってみた。たまたま友人のFacebookを見ていて、MidjourneyやStableDiffusionなど色々な画像生成AIで遊んでいるのを見て面白そうだなと思った次第。

MidjourneyはDiscordで使うらしい。Discordは昔アカウントを作っていたのですぐに開始できた。携帯でやっていたのだけれども、ちょっと面倒。MacbookにDiscordのアプリケーションをダウンロードしたところ作業性が大幅に向上。色々見よう見まねで作ってみた。日本に帰ってきてしばらく1ヶ月ちょっと仮住まいしていた麻布からみた東京タワーの光景をゴッホのタッチで。

Post-Impressionism oil painting in the style of Vincent Van Gogh of Tokyo Tower at Azabu, Minato-Ku --ar 16:9

なかなかアイディアが浮かんでこないのだけれども、Discordでは色々なプロンプトと画像が次々流れてきて刺激になる。自分には絵心がない、と思っていたけれど絵心というのは技術ももちろんだけれどもそれ以上にアイディアなのかなと思う。

A Siberian Cat sitting on a bus stop by Bing Image Creator

Microsoft BingにImage Creatorという画像生成AIサービスが使えるので、色々なスタイルでサイベリアン・キャットがバス停に座っている画像を指示してみました。プロンプトは単純に"Siberian cat sitting on a bus stop in Tokyo. Style of xxx"でxxxの部分を色々変えています。

新海誠

Style of Makoto Shinkai

アメリカンコミック

Style of American Comic

ゴッホ

Style of Vincent Van Gogh

超現実主義

Surreal

写実的

Photoreal

ロイ・リキテンスタイン

Style of Roy Lichtenstein

ジャスパー・ジョーンズ

Style of Jasper Johns

クロード・モネ

Style of Claude Monet

ジョルジュ・スーラ

Style of pointillism by Georges Seurat

こういうふうに色々試しているとスタイルというのがどれだけ重要かがわかっていいですね。ぼくはアメリカン・ポップアート印象派が好きみたいということに改めて気づいた

源右衛門窯

昔々芦屋の駅の近くの食器屋さんで見かけて、いつかは使ってみたいなと思っていた源右衛門窯古伊万里風花籠手という名前の茶碗を先日手に入れた。

ここしばらく忙しさにとりまぎれ、のんびりご飯を食べるという気持ちでもなかったのだけど、少し仕事に目処がついて心にも時間にも余裕が少しできた。炊き立てのご飯をよそって、ゆっくりと目と舌で味わう。素敵な器に囲まれて暮らしたいな。

久しぶりに取り出してきた5D Mark IIで一枚写真を撮った。やっぱり一眼レフはいい感じ

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春模様

朝から統一地方選挙に行ってきた。今回の県知事選は悩みに悩んで結局白紙投票。無効票の数が公表されるかどうかも知らないけれど。

午後になって、歩行禅なるものをやってみようとゆっくり2時間散歩。日陰は寒いくらいで、空気も清々しい。帰りにトゥモローランドで先日買ったパンツを受け取り、伊東屋で素敵な栞を二つ買った。

iPhone 13のカメラは十二分に高性能だなんて思っていたけれど、久しぶりにMacbookで昔一眼レフでとった写真と今回撮った写真を見ているとボケの美しさとか陰影の階調、エッジのシャープさとかやっぱり一眼レフとは比較にならない。レンズの直径が10倍以上違うのだから当たり前なのだけれども。

カメラケースにしばらく眠っていたCANON EOS 5D Mark IIとFUJIFILM X-E2を取り出した。子供たちも大きくなって自分の手も空いているし、一眼レフを持ち運ぶこともできるようになった。次の散歩は久しぶりに一眼レフと一緒にしてみよう。



整える力

しばらく前に鎌倉の禅寺を巡って、少し興味を持っていたところだったので読了。坐禅の三つの基本は調身・調息・調心というらしい。すなわち、
・調身とは 身(姿勢)を調えること
・調息とは 呼吸を調えること
・調心とは 心を調えること

昨年ロルフィングに通って姿勢が変わり、呼吸もだいぶ深くなってきた。そのおかげで長年の頭痛や肩こりからもだいぶ解放された。調身・調息・調心というのは禅の教えだけれども、ボディーワークによって自分の体と向き合うということはそこにつながるものがあるんだな。

でも最近長時間労働が続いていて、呼吸も浅くなり体も固まり、金曜日が終わる頃には頭痛気味。もう少し「ほどほど」でいこうと諭された。

芸術は長く、人生は短し

ほぼ一年ぶりのブログなのですが元気に生きてます。今日は教授こと坂本龍一さんの訃報に接して朝から色々思うところあり。

改めて自分の記憶を辿ると、青春時代は彼の音楽が自分の中の大部分を占めていた気がする。初めて教授のアルバムを買ったのは中学生の時。グルッポ・ムジカーレだった。そこから遡ってCDを集め始めた。千のナイフ、左腕の夢、音楽図鑑、未来派野郎、メディアバーンライブ、Merry Christmas Mr. Lawrence, Coda、EsperantoNeoGeo、Beauty。そして自分がようやく追いついてリアルタイムで新譜を買ったハートビート、Little Buddha、Sweet Revenge、Hard revenge、1996、Smoochy。どれも一体何度聴いたんだろう。四半世紀どころじゃないぐらい、長いこと折に触れては思い出し、繰り返し聞きなおしてきたな。(そういえばBTTBでEnergy flowが大ヒットした後は天邪鬼なことに新しいアルバムを買うのをやめたのだった)。こないだは若手の琴奏者レオさんによる『千のナイフ』にたまたまYouTubeで出会い、またその新しい世界が素晴らしいなと感じたんだった。

『芸術は長く、人生は短し』という言葉がお好きだったとのこと。本当に芸術というのは時を超えて受け継がれていく凄さがある

 

翻ってもうちょっと自分自身の在り方について考える。人生が短いことだけは人間誰しも共通だけど、芸術を業としているわけではない私自身は一体何を残せるのだろう?自分がやるべきことは家族や同僚、部下、顧客といった自分の関わる周りの人が昨日と比べて少しでもいい一日だった、成長した、面白かった、学びがあった、充実していたと感じられる場を作っていくことなんじゃないかななどと思う。一瞬一瞬を大切に過ごし、そうやって数十人がほんのちょっぴり幸せになり、その数十人を通じてその周りの人がちょっぴり幸せになれればすごいな、なんて指数関数を思い浮かべる

これからもまた折に触れて聴き直すんだろう。安らかにお眠りください。ありがとうございました。

 

千のナイフ Thousand Knives -Koto (LEO) - YouTube

 

追記

一枚一枚聴き直して、好きだった曲・好きな曲をリストアップしていく。順不同継続更新