柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

Singaporeの熱気

出張初日。今日はシンガポールにある某金融機関のバックオフィスを見学に行ってきた。オペレーションの確実性と効率をどう上げていくのか、そしてオペレーション部門の士気を挙げていくのかという工夫をかいま見させてもらってとても参考になった。
できるだけ電子化するのが効率化への第一歩。とはいえどうしても紙媒体で処理しないといけないものもある。そういうマニュアルプロセスを効率化するためにオフィス内にはベルトコンベアが走り、ICタグで行き先が指定された書類がベルトコンベアを走って各人に振り分けられていく。天井には作業の進捗/遅れを示すランプが回るようになっている。まるで工場のようだ。
壁には組織のスコアカードやKAIZEN提案の掲示板なんかも並んでいて、これもまた工場のよう。ただぼくの知っている日本の工場と違うのはそこで働く人の顔ぶれ。オフィスで働く人の衣装や顔ぶれもマルチナショナル。インド系のサリーを着ている人や、マレー系らしきひと、フィリピン系、中華系などなど。顧客への連絡を担当する人たちは言語別で顧客の言語に対応してサービスをしている。うーん、マルチナショナルだ。
小さな国で持てる資源の乏しいシンガポールだからこその創意と工夫なのだろうか。この国は活気にあふれているなあ。
夕方7時過ぎに仕事を終えて、たまたま出張に来ていた別の先輩と夕飯を食べにオーチャードストリートへ。別行動でグレート・シンガポール・セール中のデパートをぶらぶら。20%, 30%の値引きもざら。ものによっては半額以下になっているものもある。彼女へのお土産にブルーノ・マリで素敵なレザーバッグを買った。なんと驚きの60%引き。さらに7%の消費税のリファンドの手続きもしてもらう。これで帰りの空港で返金を受けられるらしい。GSSを最大限に生かせた満足に浸った。