柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

フィリピン自動車事情

前回訪れたときは一週間ほとんどずっと雨だったのだけれども、ここ最近はかなりじりじりと照りつける暑さ。こんな天気のときはやはり空気中の埃っぽさがますね。
マカティ市内はビジネス街だからか車事情は思っていたより良い。新しいトヨタやホンダもかなり走っていてこういう車は排ガスもきれい。街中白い煙を上げてやまほど車が走っていた中国広州とはかなり違うし、広州のように排ガスと工場からの煙でいつも光化学スモッグがあるというほどのひどさではない。とはいえ黒い煤煙をもくもく上げながら走るジプニーやおんぼろタクシーも山ほど走っているのでやっぱり空気は汚い。だからというわけなのか、鼻をガードするための例の毛の伸びが異常に早いのだ。はは、鼻毛きりは必需品だな。
渋滞もひどい。車の量もさることながら、交通ルールというのをあまり守らないのでそれがさらに渋滞を呼んでいる。そんな渋滞を解消するためこの国にはカラーコーディングという制度がある。車のナンバープレートの下一桁の数字によって平日の決まった曜日は街を走ることを禁止されているのだ。といっても実際あまり意味がなくって、車を持ってるような層はそのために2台車を持ってたりするんだそうな。それじゃあなんのための制度なんだか。自動車会社は儲かるんだろうけどね。
ここしばらくは会社に行くのはタクシー、帰りは先輩に送ってもらっているのだけれど、週末や夜の移動の安全を考えるとやっぱり自分の車はほしい。はやめに車買わなきゃなあ。ただし、車は高い。平日はどのみち会社に行っててそんなに使わないし、mangoくんと車をシェアするプランを立案中。ただ、ドライバーへの指示がかぶったりした場合、ドライバーはどちらを優先するかなど判断できないのでその辺の指示フローはよく考えとかないと。カラーコーディングを両家で乗り切るために結局各家1台買ってカラーコーディングの日のみお互い共有するというやり方のほうがoperationしやすいのだろうけどね。まずはとりあえず試してみたい。

エクストレイルは思った以上に内装がチープなのでとりあえずパス。世界のトヨタのフォーチュナーはかなり車格が大きくもてあますこと必至。やっぱりフィリピン品質らしいしなあ。CR-Vのフロントグリルは見慣れてくるとかっこいいけどこちらはタイ製。アウトランダーは日本から輸入で品質は一番とディーラーが胸を張っていた。三菱自動車というとリコール隠しなどなど品質の悪さが一時期取りざたされてたけれどフィリピン製のCR-Vとくらべるとどんなもんだろう。今乗っているゴルフは中古車だったから、人生初の新車購入。迷うのもなかなか楽しいもんだ。