柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

内見ふたたび

一人で迎えるフィリピン生活初めての週末。朝から家を見に行ってきた。前回見た中で気に入った部屋がひとつあるのだけれど、交渉を進める前に部屋の備品などを確認しに行ってきたのだ。
こちらの外国人用レジデンスにはFull Furnished、Semi Furnished、Non Furnishedという3つのくくりがある。Full Furnishedというのは文字通りすべての家具が備え付けられている。テレビやオーディオ、ソファーにベッドにテーブルから壁にかけられた絵まで。オーナーのセンスが現れていて、シンプルなもの・やたらゴージャスなもの・現代アート風の部屋などなど。すべて家具が備え付けられているから便利だし、なにより(今は死語になったであろう)トレンディードラマにでもでてくるかのようなお洒落さなんだけれども、自分の家という感じがしないからやめた。
Non Furnishedというのは何一つ入っていなくって、Semi Furnishedというのはいくつかの生活家電だけが入っている物件。冷蔵庫、電子レンジ、洗濯乾燥機、エアコンとライティングが代表的なものだけど、こういうのは日本から持っていっても電圧の問題があるし、買っても持って帰れないのでSemi Furnishedにすることにした。
今回はメジャーを持参していろいろ計って回る。計ってみると意外にこじんまり。(というか今の仮住まいの部屋がかなり広いのでかなり感覚が上目にゆがんでいるのだろう。)リビングダイニングが12畳程度、マスターベッドルームが8畳、もうひとつのベッドルームが6畳くらい。会社がサポートしてくれる予算上限よりかなり低めのお家賃。予算上限ぎりぎりのところでもっと広い家に住むことももちろん可能だし、この部屋だとリビングにヨガの先生を呼んで週末フィットネスというセレブ気分を味わうことは無理だけど*1、二人暮しでこれは相当贅沢なもんだ。広すぎてももてあますしね。とはいえ、これでもエージェンシーによれば100平米の物件。さっきの3部屋の足し算からは計算が会わないんだけれど、それはシャワールームがそれぞれのベッドルームについてたり、メイド部屋にメイド用バスルームまであるからだ。バスルームの数を減らせば部屋を広く使えるのにと思わなくもないけれど、欧米人の優先順位は広さよりも個人のバスルームなんだろうな。面白いプライベート感覚。
なにはともあれ、壁や床も綺麗だし、窓にはロールスクリーンやシャワールームにも間仕切りのガラスドアを入れてもらうよう約束してもらった。バスタブは最終的にあきらめたけれど、シャワーヘッドも天井に固定されてるタイプではなくホースつきに変えてもらえることになったし、そのへんの交渉もさくさくとすすんだ。さて、さらに最終契約までとんとん拍子で進めばよいのだけれど。

写真は家具つきの別の物件。まあこんな感じ。

*1:同じ予算でも建設ラッシュのちょっと郊外の地域に行けば総面積200平米、リビング30畳とか余裕なのだ