柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

Sheraton Qingyuan Lion Lake

朝7時半に家を出て、広州から車で一時間半ばかりのところにあるシェラトン清远へ。ここのホテルで昨日から経営陣が泊まり込みで会議をしているのだけれど、そこにゲスト参加するためだ。内容はともかくとして、ホテルに到着するなり外観に驚いた。一体ここはどこの国ですか??

ドアマンは中東系の顔。そして中はゴージャスでスペイシーなアラブ風の作りである。バルコニーから外に出てみると、湖を取り囲むアラブ風の建物。これはまたすごい趣味である。調度品から何からすべてアラベスク
外国人の僕からすると、どうせなら故宮かそれともポタラ宮。もしくは客家住宅だったり石造りの嶺南建築のような中国ならではの伝統的な建築物をモチーフに作ればいいものをと思ってしまうけれども、中国人をメインのターゲットとして商売するのにはこのアラビア風豪華ホテルというのが良いのかもしれないね。開業したばかりとのことだけれども、朝食のビュッフェは大勢の金持ちそうな中国人たちで賑わっていた。




ゲスト参加した面々は日帰りだったので宿泊はしなかったのだけれども、一泊した同僚に聞くと「新しすぎてイマイチ」だったそうな。どういうことかというと

  • 部屋の中にペンキか何か塗料の刺激臭が残っていて気分が悪い。
  • 夜部屋で仕事をしていたら突然停電した。
  • 諦めて寝ていたら夜中の二時すぎに電気が復旧。煌々とした明かりに加えて、テレビも大音量でなり始めて寝れなくなった。
  • 朝、目覚ましがものすごい音でなるも、スヌーズボタンを何度か押しても鳴り止まず、6-7回後にようやくなりやんだ。しかしあくまでスヌーズなので、5分後には再び鳴り始め、最後にはコンセントを引っこ抜いた。

開業したばかりのホテルはサービスのレベルが低いというのはよく聞く話なのだけども、なかなか剛毅な話である。これから経験を重ねて行って、不具合が解消されたころになら一度足を運んで見てもいいかもしれない。検討を祈る。