柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

リー・クアンユー世界を語る

火曜日。今日から二泊三日で上海出張。飛行機は珍しく定刻通りで、夜10時過ぎにはホテルに着いた。ほっ。

最近少しマンガと将棋の本に偏りすぎていたので、毛色をかえて「リー・クアンユー、世界を語る」を読む。とても面白い。まだ途中だけど、これはいい本を買った。

サンマーク出版だからといって、偏見を持っちゃいかんね。とはいえ、Kindle版のサブタイトルの「中国の野心と戦略」は煽りすぎ。中国が今後の世界の動向を左右するメジャープレイヤーになるのは当然だし、多くのページが割かれてはいる。しかし、それはあくまで一つのトピックであって、その他にも多彩な内容についてかたられている。彼の戦略思考の原点だとか、リーダーシップについて、また政府が果たすべき役割について、競争力のある国家を作るための必要条件としての規律ある社会などなど。様々なことに関して学びのある一冊。

リー・クアンユー、世界を語る1 中国の野心と戦略とは?

リー・クアンユー、世界を語る1 中国の野心と戦略とは?