朝早くフィレンツェを発ち、バスで一路アッシジを経由してローマに向かう。アッシジは２０００年にユネスコの世界遺産にもなった街。標高500mという小高い丘の上にあり、眼下にはイタリアの穀倉地帯が広がる。アッシジの街は独特の雰囲気で、いままでと一転、悪い意味では全くなく土のにおいがする感じ。てくてくと坂道を上っていく途中でマウンテンバイクに乗った３人組が駆け下りて来た。こんな場所を自転車で走れたらとても幸せだろうなー。
坂を上りきったところには、青い空に聖フランツェスコ教会の真っ白なファサードが映える。教会内の宗教画を見学して、今度は街を散策。すこしピンクがかった石造りの美しい街並で真っ赤なドゥカティやアルファロメオがこれまた鮮烈な色合いを添えている。うーん、イタリアって赤が似合うなあ。走っている古いパンダのパトカーもかわいいし、至る所の家の壁に飾ってある花もとてもいいかんじ。なんだかとても温かい気持ちに慣れる場所だ。お昼は今日はワイン抜きでシシカバブとパスタ。これまた美味しい。とても小さな街だけど、イタリア旅行中一番気に入った場所。
夕方ローマに到着。旅の面々と一緒に行くのは最後になる夕食を食べにレストランへ。ここでもワインを美味しく一本飲んで、みんなワイワイ話に花を咲かせた。
