柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

長い週の終わり

一週間の出張も終わり。荷物をまとめてチェックアウト。さすがに荷物が重いのでMRTを使うのはやめて、タクシーで会社に向かった。会社では税務グループによるUS Taxのトレーニングを受け、ややこしいSubpart F taxの話をいくつかの原則に基づいて説明してもらう。この世界はパズルのようだ。あちらを立てればこちらが立たずとなりそうな複雑なスキームをどう両立させていくのか。おもしろい。
昼ごはんはDevrajと。これまで毎週のように電話で仕事をしてきた人だけど実はこれが初対面。会ってみたら意外に若い人。顔も思い描いてた感じとはずいぶん違ったけど、しゃべってみたらいつも話しなれている彼のしゃべり方だったのですぐに打ち解けた。ローカルのフードコートで二人でご飯を食べながら仕事の話やキャリアの話を一時間ほどしてがっちり握手をして再び仕事に戻った。
午後は一週間の忙しかった内容をざっとまとめて、6時半にオフィスを出た。オフィスで預けていた自分のIDとビジター用のIDを換えてもらおうと思ったらもうレセプションがしまっていた。まずいなあと思いながら残されていた指示板にしたがってオフィスの中をうろうろ。その事務所をようやく見つけたものの、そこには僕のカードはなくって係りの人がいろんな人に電話してようやくどこにあるかを突き止めてくれた。結局最初のレセプションに戻ってひきだしの鍵を開けてもらって事なきを得たんだけど、危うく自分のカードをシンガポールに置いてかえる破目になるところだったよ。
夜はフライトまでの時間を駐在中のAさんと。仕事の話やリクルーティングで彼がリーダー、僕がサブチームリーダーだったときに採用した時の人の話などなど、高島屋にある美味しい中華を食べながらあっという間の3時間をすごした。
さて、チャンギ空港に向かおうと店を出てみると金曜日10時過ぎの雨のシンガポールにはタクシー待ちのながーい行列が。冷や汗。ここに並んでたら絶対に飛行機に乗り遅れるのは間違いない。Aさんが10分電話をかけ続けてOn callのタクシーを捕まえてくれてなんとか無事に空港にたどり着いた。タクシーの運転手にもあそこに並んでたら飛行機に乗るのは不可能だったねといわれてほっと胸をなでおろす。
今回は彼と一緒だったからいいけど、次回はケータイ持参でon callでタクシー呼べるようにしとかなきゃ。
飛行場では服を着替えてけっこうぎりぎりで搭乗。23:55にシンガポールを飛び立って、機内で再びワインを飲みながら「僕のピアノコンチェルト」を楽しんだ。長い一週間。充実。