柿の種中毒治療日記

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ゴールデンスランバー

以前小説は読んだのだけれども、映画も面白かった。時折挿入される主人公達の大学生時代の思い出と、卒業から10年近くたってそれぞれ別の道を歩んでいる人々の対比。無実の罪を着せられて、自分の過去は全て捨てる羽目になるけれど、それでも変わらない何かもあるのかもしれない。細かい突っ込みどころはたくさんあるけれど*1、まあそんなのどうでもいっかと思わせる情緒的な良さがあるね。

ビートルズの『ゴールデンスランバー』はもちろんいい曲だけれども、斉藤和義のエンディング曲『幸福な朝食 退屈な夕食』にぐっと来た。この曲を聴くと、自分が大学4年生だったころのことをありありと思い出すのだよね。あの頃からもう十数年が経って、今はただ懐かしい良い思い出に変わっていることに気付く。

今歩いているこの道がいつか懐かしくなればいい
今歩いているこの道はいつか懐かしくなるだろう
その時は是非君が隣に
その時も是非君の隣に
とても嬉しいお願いします
僕は嬉しいどうかよろしく

*1:なんで7-8年は放置されていた車がバッテリー替えるだけで動くんだ、とか最後の花火はどうやって制御してるんだ、とか