柿の種中毒治療日記

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日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか

日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか (講談社選書メチエ)作者: 小谷賢出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/04/11メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 91回この商品を含むブログ (39件) を見る火曜日。昼2時過ぎにオフィスを出て、シンガ…

図解 サムスンの経営戦略

図解 サムスンの経営戦略早わかり (1時間でわかる)作者: 李相勲出版社/メーカー: 中経出版発売日: 2013/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る土曜日。1日家でのんびり。先日、関空で見つけて買ってきた『図解 サムスンの経営戦略』を読了。…

MBA リーダーシップ

【新版】グロービスMBAリーダーシップ作者: グロービス経営大学院出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2014/04/28メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るぼくがこの国に来てから一年間。ここまで上司とはがんばってかなり良い関係を築くことが…

サーバント・リーダーシップ

会社の中で言葉としてはよく出てくる『サーバント・リーダーシップ』。わかったふりをしつつ、実際のところどういう定義なのかいまいちよく知らない言葉の代表格なので、週末を利用して原著に当たってみた。第1章の「リーダーとしてのサーバント」を読んだだ…

新一分間マネージャー

新1分間マネジャー作者: ケン・ブランチャード,スペンサー・ジョンソン出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2015/07/13メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るマネージャーが部下のやる気を高め、自発的に動いてもらうようするためのポイントを…

影響力の法則

影響力の法則―現代組織を生き抜くバイブル作者: アラン R.コーエン,デビッド L.ブラッドフォード,高嶋薫,高嶋成豪出版社/メーカー: 税務経理協会発売日: 2007/12/03メディア: ハードカバー購入: 5人 クリック: 51回この商品を含むブログ (25件) を見る☆☆☆☆☆…

問いかける技術--確かな人間関係と優れた組織をつくる

火曜日。今日はインターン採用の最終面接に時間を割いた。採用に携わるようになって10年以上。韓国で採用に携わるのは初めてだけれども、学生たちの優秀さに目玉が飛び出る。韓国は就職市場が完全に買い手市場。採用の門戸が大変に狭く競争が非常に激しいと…

光明

水曜日。月次の社員タウンホールミーティング。今日は上司の代わりにビジネスの進捗のプレゼン。部屋にはほとんどの社員が集まって、満員御礼だった。短く、かつインパクトのあるビジュアル重視のスライドを用意したことでかなり盛り上げることができた。も…

思いやりとリーダーシップ

木曜日。朝から午後3時ぐらいまで月次の経営会議なり。組織の課題に関してたくさんの時間を費やした。有能なHRがファシリテーションをすると、こういうトピックを非常に深く話し合えるというのを実感。非常に面白かった。お互いに自己開示をすることで、よ…

お酒の効用

火曜日。夕方4時から6時まで続いたある事業部との会議を終えて、この数ヶ月続いた一つの山場を無事乗り越えたので、いろいろな部署の人と合同で軽く打ち上げ。平日夕方に飲みに行くのは数ヶ月ぶり。酔っ払って楽しく笑顔で会話をしている人たちを見ている…

How Google Works

金曜日。今日はしばらく温めていた、レポーティングと意思決定のプロセスを大幅にシンプルにするプランを発表した。数十人のマネージャーたちから詳細についての質問をうけ、細かなところに関して多少の修正は必要だけれども、反応は上々。これまで6ヶ月い…

出航準備完了にはまだまだ

韓国に来て初めての部署全体会議。出航準備完了、とはまだまだいかないみたい。夜は前任者で今は別の会社の韓国法人のCFOになっているJ.O.さんと焼肉。一年ぶりに会って色々な話をした。 読んでる 米海軍でボトム1/3の成績だった潜水艦を、『命令するリーダ…

ハンニバル戦記 - ローマ人の物語 II

ハンニバル戦記──ローマ人の物語[電子版]II作者: 塩野七生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2014/05/09メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る日曜日。出張中に読み始めたハンニバル戦記を読了。夢中になって読んでしまった。こんな面白い本をいまま…

頭の痛い書類保存のはなし

ノーベル賞受賞者でもある京大の山中教授の14年前の論文の画像に疑義が呈され、その元データがないという話がニュースになっていた。 京都大学のiPS細胞研究所は、山中伸弥教授が14年前に発表した論文に不自然な画像があるとインターネット上で指摘され…

魂にメスはいらない ユング心理学講義

タイトルに講義とつくけれども、教科書的な入門書ではない。心理学者河合隼雄さんと、詩人谷川俊太郎さんの対談集。詩人である谷川さんの質問だったり解釈だったりというのがとても面白い。やはり詩人というのはそういう人間の深い部分に触れる事をしている…

日本軍と日本兵 米軍報告書は語る

『日本軍と日本兵 米軍報告書は語る』を読了。バンザイ・アタック、つまり特攻玉砕を厭わない精神主義や、時代遅れの銃剣白兵主義は『ファナティック(狂信的)』だと片付けられがちだけれども、日本兵たちは本当に狂信的な集団だったのか。それを米軍の報告…

最終出社日

最終出社日。といっても、ぼくの最終出社日ではない。部下の一人のJ君が、入社3年半にして転職していくのである。最終日の今日、1-1で30分ばかり話をした後、お昼を食べに行って色々な話をした。彼の最初の上司は外国人のぼくだった。はじめはとても吃驚した…

「普通がいい」という病

週末、『「普通がいい」という病』を読了。とても、とても面白い本だった。「普通は〜〜〜」というのは良く出てきがちな言葉かもしれない。でも「普通」っていったいなんだろう? 近代以降の社会は、確かにそういうふうに正常と異常を分けて考えてきたけれど…

朗報 -『正直者はバカを見る』というわけではないらしい。

食品偽装問題があちらこちらで火を噴いている。どこの会社も騙す意図はなく、過ちだということで片付けたいようだ。 不正のトライアングル さて、内部統制の世界で有名なコンセプトに『不正のトライアングル』というものがある。不正が起こる背景にある三つ…

映画三昧

久しぶりのひとりっきりの週末。特にやることもないので映画三昧。 ニュースの天才。実話に基づくそうで、淡々としたストーリー展開だけれどもすごく面白かった。権威ある新聞で筆を執る人気の若手新聞記者。誰もがスター記者だと認める活躍っぷりで、人当た…

オール・グリーン・シンドローム

最近少しさぼり気味なのだけれど、LiftというiPhone Appがなかなか良い。習慣化したい行動を選び、毎日その行動をしたらチェックを入れる。同じ行動を習慣化したい人たちが集まったSNS的な側面もあって、拍手をもらえたりコメントをもらえたり。カレンダーに…

In touch

今回上司と上海に来た主な目的は、上海にいるチームと僕の上司・僕の三者での仕事のレビュー。こういう機会はリモートで働いている人たちにはとても貴重である。全体的に良いレビューであった。自分がいる場所とは離れた場所に多くの部下がいるいまの状況。…

プロジェクト・マネジメント

最近ものすごい時間と労力を注ぎ込んでいるあるプロジェクトだけれども、どうもプロジェクトマネジメントがうまくいっていないな。切羽詰まったリードタイムで動いているという言い訳は言い訳にならない。サブチームの間の意思疎通やクリティカルパス間のコ…

チーム会議

月に一度ないしは二度、チーム全体で会議をしている。最初の数ヶ月はどう進めて行くのか試行錯誤だったのだけれども、思い切って一人の部下に運営を任せてみた。もちろん事前に話をしてどういう話をするのかなどはぼくと部下の間で連絡は取るけれど、そのあ…

Work through people

最近のキーワード。自分一人で全ての仕事をこなすことなんてどう考えたって不可能な仕事量を任されるようになってみて、その重要性に気付く。とはいえ、仕事を振るだけでは自分自身の価値はなんなのかという話になる。 優秀な同僚・部下はたくさんいる*1。彼…

ランス・アームストロングの告白

サイクリングニュースにランス・アームストロングのインタビューが乗っていた。*1ぼくは彼のファンではなかったけれども、それでも癌から復活してあれだけの強さを見せた彼のことはものすごい人だと思っていた。2003年のツール。コースを外れてしまって畑の…

トップマネジメントの多様性は会社の業績を高める?

ずいぶんと久しぶりにダイバーシティ関係のリサーチを読んだ。ダイバーシティの高い会社ほど、業績が良いという面白いリサーチ。以前ダイバーシティについてちょっと調べた時*1に、ダイバーシティの高さと業績の間をつなぐデータについてははっきりしたもの…

残業文化考

あー、疲れた。中国訪問中のトップマネジメントとの連日の会議とその準備のために大忙しの日々だったのだけれども、なんとか山場を超えることができた。まだまだ長丁場なのだけれども、まずは一段落。プレゼンも上々、数多くの事柄がばんばん決まってなかな…

トレーニングで文化を変える

昨年入社した中国のファイナンス部門新入社員対象の二日間のトレーニングのうち、一時間のコースを担当した。トレーニングのテーマはなぜ価格マネジメントが特に大切なのか、具体的にどう分析し、どう組織を動かし、どう実行していくのかという話である。内…

旅立ち

部下のSさんの最終出社日。4年間この会社で働いた後、好奇心を満たす新たな場を求めて香港にある政府系コングロマリットの戦略企画室へ転職して行くことになった。ものすごく優秀な女性だった。この一年間さまざまなプロジェクトを回し、大きな意思決定をリ…

ダイバーシティを生かす

日本から来客あり。同じ会社の日本のオフィスで働く先輩である。その人も海外で働いた経験があるので、海外生活など仕事以外の話が5割。職場に関する話が5割。できるだけ仕事の話をしないようにしたいなとは思いつつ、そもそもの接点が職場なのだからまあ…

Diversityについて久々に考えた

今日は昼前から午後5時過ぎまでチームの皆60人余りでオフサイトミーティング。テーマは二つ。ひとつはLife map。もうひとつはStrategy development。どちらもとても有意義だったのだけれども、とくに個人的にはLife mapが有用だった。 Life mapというのはHu…

トレーニング

今日はビジネスプランニングのケーススタディ・トレーニングを3時間x2回行った。現場から離れたバックオフィスではどうしてもビジネス側のニーズを肌身を感じて学ぶ機会が少ない。それを克服して質の高いサービスを提供するために、仕事相手がどういう風に…

適材適所

部下の一人の業績が予想を超えて良い。彼女がこの職責を担当する前の上司から聞いていたところからは想像できない。嬉しい驚きだ。彼女の今のアサインメントはルーティーン業務を標準化し、きっちりとワークプロセスを作ってチームのタスクを管理することが…

魅力あるリーダー

今働いている会社のファイナンスのトップ4人のうちの一人がオフィスにやって来た。売上げ数兆円という巨大事業部を束ねるリーダーであり、会社全体のコントローラーも務める女性だ。そうなると当然仕事のレビューの準備が必要になる。最近経営陣へのプレゼ…

ピーターの法則

お昼に1時間半のトレーニングを受けた。部下のキャリア・ガイダンスをすることが求められる上司対象のトレーニング。その中で、ピーターの法則というとても面白い法則に触れていた。これは社会学の世界では良く知られたコンセプトらしい。Wikipediaによると…

中央集権・地方分権

某グローバル企業のマネージャーたちが視察にやってきた。アメリカ人、インド人、フィリピン人、イギリス人などなど様々な国籍からなる人々で、肩書きもアカウンティング部門ディレクター、内部監査ディレクターなどなどそうそうたる面々。シェアド・サービ…

『考える』組織を作る

夜中までかかって自宅でProblem Solvingのトレーニングマテリアルを作りなおした。以前にAnalytical Skillのトレーニング用に作っていたのを大幅に改変して、もっと包括的にかつ内容そのものをよりロジカルにすっと理解できるようにした。重複や蛇足を削り、…

誰にでもばれる嘘をつく

新しく担当し始めた組織には12人の部下がいるのだけれども、まだなかなか一人一人と面談したり仕事の様子を見たりするところまでに至っていない。そんなことを言っていても日々課題がでてくるし問題解決も必要となる。 そんな状況の中で、ぼくが担当し始める…

ウォール・クライミング

チーム内のある二人の人間関係がどうも最近うまく行っていないようなので、その一人Jさんと一対一で1時間話をした。まずは言いたいことを言わせ、その中から鍵となりそうな言葉を見つけて質問をして掘り下げて行く。その過程で衝突の原因を見つけ、誤解を解…

リンゴとオレンジを比べる

人事評価というのはどうしてもリンゴとオレンジを比べるというような事になりがちだ。それはしょうがないことで、評価する人間はそこをきちんと理解した上でとことんまでフェアな判断をするよう自分を律しなければいけない。なかなか大変な話であるけれども…

ファースト・インプレッション

今日は新しい組織がどうなるのか、全チームメンバーを前にして組織のビジョン、構想、どのように意思決定をして来たのか、今後の進め方などなどを午後全部使ってのお披露目。その中で、少しでも打ち解けお互いを知り合うため、60人をいくつかのグループに分…

人事考課の季節

ぼくが働いている会社は人事考課に360度評価をやっている会社だ。この仕組みは色んな人、特に社内カスタマーからの視点が得られるのでバランスの取れた評価が出来る。ただそのぶん、この季節はそれで大忙しだ。ふとメールボックスを見ると10を越える上司、同…

Reorganization

一日マニラ・ポロクラブにこもって組織再編のプランを練った。現在5つのサブチームからなる50人程度のメンバーを、ぼくともう一人のマネージャーの下に再編成中である。『組織は戦略に従う』もしくは『戦略は組織に従う』。どちらにせよ組織の構造を大掛…

天下大乱を生きる

司馬遼太郎と小田実による対談集。もう三十年以上前の対談である。世界情勢など今とは大きく異なるところがある一方で、現代にも通じるテーマも取り扱っていてなかなか興味深い。ただどうしてもベトナム戦争など当時の文脈が分からないのでイマイチ実感とし…

再会

昼ご飯は昔の上司であるアメリカ人のGさんと豚カツを食べに。今の仕事の話、これからやっていきたい仕事の話、作り上げたい会社の文化の話なんかをしながら楽しく1時間。ぼくはそれまで日本人・台湾人・韓国人の上司と働いてきたのだけれど、アジア以外の文…

巨象も踊る

スゴい本だ。IBMを復活させた伝説的CEOルイス・ガースナーが瀕死の巨象IBMを復活へと導いた際の話。とても面白く、示唆にあふれていて一気に読み終えた。超巨大グローバルカンパニーのトップがいったいどういう視点でビジネスをとらえているのか色々な学びが…

プレイヤーからプレイイング・マネージャーへ

日本からトレーニングに来ていたKさんと彼女と三人でシャングリラにて夕食。帰宅後、今日いきなり出て来たある国の決算のモンダイを解決するべく夜中過ぎてまでアメリカの偉いさんを捕まえようと粘る。進捗状況を逐一確認していたわけではなかったのだけどこ…

部下を育てる

リーダーシップトレーニング二日目。ちょっと中だるみはしたけれども、なかなか面白いトレーニングだった。ワーク・ライフ・バランスを個人の視点から考えるのではなく、上司としての視点から考えるというトレーニングもその一つ。ぼくはワーク・ライフ・バ…

ピグマリオン効果

今日明日は二日かけて会社のリーダーシップトレーニングである。部下を持ってそろそろ9ヶ月、良い機会なので思い切って参加した(ま、そのあと夜中まで働いているから体はくたくたなのだけれど)。いろいろとなるほどと思う気付きが多い中、特に興味深いコ…